2018.10.27広島県三次市の講演会

広島県三次市で認知症初期集中支援チームに関する講演会があり、全国ウェブ講演の後、会場ごとの講演会を行うということで、三次市にお伺いしました。「幸せな認知症医療のために~初期集中支援事業と簡易診断(ICIS)を通じて~」というタイトルでお話させていただきました。3月まで勤めていた広島県西部認知症疾患医療センターは、2015年7月から認知症疾患医療センターと地域包括支援センターが合わさった合併型センターとなり、認知症初期集中支援チームの活動もしておりました。

初期集中支援チームは、認知症でなかなか適切な医療や介護につながりにくい方に、適切な介入をすることで、できるだけ長く地域の良い環境で住み続けて頂くことを目指す活動です。平成30年からは、すべての市町村で活動することになっています。介入の必要な方の情報を得るのが、一番難しい点ですが、そのためにはこういう活動をしているということを、広く知ってもらう必要があります。

初期集中支援チームのお世話にならなくても、変だなと思ったら、ご自分で受診していただければ、それが一番いいことです。広島市では、東区と西区、安佐地区で初期集中支援チームの活動を行っていると聞いております。地域で認知症の疑いがありそうで困っておられる方に気づいたら、地域包括支援センターにご相談ください。

11月 4, 2018

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